スケッチで考える企画書の書き方(5)
企画書の最大の役割は「伝える為のツール」だと私は考えております。
では、何故人に伝えることが難しいのでしょうか?
それはお互いの共通になる基準や言語があいまいだからではないかと思います。
例えば、「今日は暖かいですね」と言った場合に暖かいと思わない人も
いるわけです。これはお互いの体質や体感温度・育った環境等に左右される場合が
考えられます。では「今日は22℃くらいあるそうですね」と言った場合はどうでしょうか?
22℃と言う共通の基準があるので、伝わらないことはないのです。(コミュニケーション上の問題はありますが)
私は以前、機械設計の仕事をしていた時期があります。その時に
「図面を書くルールを守ればだれが書いても同じ部品ができる」
この当たり前の事実が現在の自分の思考の原点になっているのかも知れません。
ですが、現実的のコミュニケーションの場面全てにあてはまる共通のルールを作るのは不可能です。
「自分の考えは人には伝わらない」を原則として、人とコミュニケーションを
取るときは必ずスケッチをするように心がけています。

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